DEVELOPMENT STORY開発ストーリー
「夜しなもの」製造元 株式会社ベル・クール研究所
専務取締役 柴田 宏洋さん
この度はデリケートゾーン専用化粧品に興味を持って頂きありがとうございます。
デリケートゾーンのお悩みはなかなか人に相談できない事が多く、一人でお悩みを抱え込んでいらっしゃり、解決できずにお仕事中やお勉強中など集中できない事もあるのではないでしょうか。そんなお悩みを抱えている方のお力に少しでもなれましたら幸いです。
私たちは30年以上に渡りオーガニック化粧品やオーダー化粧品の研究・開発に努めてきました。
こんなにもAIや機械が発展している中、なぜ私たちが小ロットでも受注し、化粧品を手作りで作り続けるかと言うと、化粧品は「生モノ」と一緒だと考えており、新鮮な状態で肌に触れて頂きたいからです。例えば、防腐剤無添加の化粧品を大量に製造した時に、お客様の手元に届いた時は何日経っているでしょうか。成分が壊れやすいビタミンCを配合する際に、効果が半減すると分かっているのに、機械で製造を行うでしょうか。人が使うモノは人が作る「安心・安全・高品質」を全てのお客様に届けたい。そんな思いで最高品質の化粧品を製造しています。
私たちベル・クール研究所は、美しいお肌を守るために、有害な物質の排除に日々努力しています。
化粧品は料理と同じで、作った直後が最も鮮度が良い状態です。作りたての化粧品は、最も効果を発揮します。化粧品は時間が経つことによって酸化を始めていきます。その酸化によって私たちのお肌を傷め、シミ・シワ・老化肌へと進めていく事になります。「新鮮であること」それが、お肌をキレイに保つということなのです。
合成防腐剤や抗酸化剤など、お肌によくない成分は配合しないほうが良いのですが、化粧品を長持ちさせるためには必要だと言われています。しかし、自然や天然からとれる植物性・鉱物性の天然防腐剤もあります。防腐期間は短いのですが、お肌にやさしい安全な化粧品を作る事が出来ます。
一般的なレストランや菓子店の中でも評判の良いお店には必ずシェフやパティシエと呼ばれるその道のベテランがいます。彼らの経験と拘りこそが美味しいものを作っているのです。
化粧品業界にもこれと同じことが言えます。
化粧品の原料とは料理で言えば材料であり、感触や香りなどは料理で言えば味と置き換えることができます。これらの選択や工夫など、その極意によって、彼らは名シェフや名パティシエと呼ばれるのです。
残念なことに、化粧品業界は機械作りが一般的になっており、手作りで作っている会社はあまり見かけません。何故なら、手作り化粧品は機械作りに比べて数倍のコストがかかるからです。また手作り化粧品を作る技術者達は、その知識や技術を数10年もの年月をかけて学びます。しかし、そうした長い経験があるからこそ、規格通りの機械作りとは違い、何回も温度を与えたり冷やしたり、混ぜる回転速度を加減したり、仕上がりを見ながら調整を行うことができるのです。
また、人の感覚で作ることにより製造しながらお肌に対するテクスチャーが感じ取れるのも大きな利点です。技術者は皮膚の実態を知り尽くしていますから、安心安全で高品位の化粧品を作ることができます。パティシエやシェフがお客様の好みの味を知っているから評判が良いのと同じことなのです。